萎調
摘んできたお茶の葉を、空気に触れさせてしばらくおくと
緑色をしていた葉が黄色になりやがて茶色に変わっていく。
その時に、甘い香りがしてきます。お茶の葉が酸素と結びついて
酸化が進み、それにともなってお茶の成分が変化していきます。
葉が萎れていくことからこの時の変化を萎凋(いちょう)と呼ぶのですが、
この萎調による香りが烏龍茶の魅力です。太陽の光に当てて行う萎調を
日刊萎凋(にちかんいちょう)といい、その後室内へ移します(室内萎凋)。
室内の広々としたところで、お茶の葉が重ならないように広げ、ときどき
かき混ぜて、酸化がさらに進むようにし、それによって萎調の香り
(萎凋香:いちょうか)がより強くなるようにします。
その香りが最高潮に達したときに熱を加え(殺青:さっせい、といいます)
、その後揉んで乾燥させて仕上げるのが烏龍茶の作り方です。
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