芋の甘さとファスティング
干し芋作りの名人にいわせると今年は暖かくて
芋の糖化が遅れているそうです。糖化というのは
デンプンを分解してブドウ糖にすることです。
ブドウ糖に糖化すると甘みが増します。
その糖化というのはある程度寒くならないとおこりません。
寒さに備えて栄養分を取り出す作業のようなのです。
これは、もしかするとファスティング(理想的な断食)の
メカニズムに似ています。よくわれわれがおなかがすいたと
思うのは、血液中の糖度(血糖値)が少なくなったときです。
おなかがすいたと感じたときに、忙しくて食べないでいると
しばらくしておなかの空き具合が落ち着くことはありませんか?
それは、血管の周りの脂肪やデンプンが分解されて 、血液中に
糖が送り込まれたからです。つまり血糖値を調整するために
体に蓄えられた栄養分を分解して血液中に送り込んだ。
おなかがすいたと感じて、外から栄養を補給するのでなく
体内に蓄積された栄養を切り崩してまかなった。
これがやせるメカニズムです。皮下脂肪や蓄積栄養を消費したのです。
寒さにそなえ、体内の栄養を有効活用しようと糖化につとめる芋が
あまくておいしい干し芋になる・・・のではないかなあ?
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