海苔のおいしさに目覚める。
一度味わうと忘れられない本物の海苔
高木園のロングセラーの一つ、完熟海苔がなぜ人気商品なのか。一言でいえば厳選した美味しい海苔だから。その美味しさには、大きく分けて3つの理由があります。
1. 海苔網が海の中にあるとき(満潮時)と、海の上に浮上するとき(干潮時)のくり返しがやわらかさを生む。
有明海は遠浅で干満の差が平均で6メートルもあり、その環境を活かした支柱式(海底に差した支柱の間に海苔網を張る)といわれる栽培法が行われます。満潮時には、海苔網が海中に沈んで海の中の栄養を吸収する。そして干潮になると海の上に姿を現し太陽の光を浴びて乾燥される。このくり返しがとろけるようにやわらかな海苔質を生みます。
2. 102を超える河川が山の栄養を運んでくる。
有明海に注ぐ河川の数は大小合わせると102。その流域面積の合計は有明海の大きさのなんと5倍。こうしてミネラルなどの豊富な山の栄養が有明海へ届き、それを海苔がたっぷりと吸収して、濃いあまみの海苔となるのです。
3. 毎年現地へ足を運び理想的な仕入れをしています。
上級品しか扱わない超優良な産地問屋の全面的な協力を得て、あまたある候補の中から弊社の希望に添った最良の品を、丸一日かけて食べ比べ、いっしょに選んでもらっています。
有明の素晴らしい環境とそれを最大限活かした製法、そして取れた海苔をさらに厳選することで、毎年品質を保っています。
また、海苔は、そのタネを網に付けて海に浸して生育させるのですが、11月中に3回くらい摘み採るのが秋芽網、12月に入って冷凍していた網に貼り替えてから5〜7回摘むのを冷凍網といいます。
海苔は摘んでも新しく伸びてきますが、摘む回数を重ねるほど、硬く太くなっていきます。それで途中で網を貼り替えます。秋芽も冷凍も初回のものほどやわらかくあまいけど、柔らかさは秋芽が優り、コクのある味わいは冷凍の方が上といわれます。
「完熟海苔」は、冷凍の一番網なので味がのって、甘くておいしいです。特にお子さんが食べるとこの有明海苔のおいしさに目覚め、他の海苔に変えられない、とお客様が話されていました。実際、この海苔はお買い求めいただくリピーターのお客様が毎日いらっしゃいます。一度食べると戻れない、本物の味をご賞味ください。