完熟のり 全形10枚


海苔のおいしさに目覚めさせる。
コクのある甘味が人気の理由。


海苔が私たちの食卓に登場したのはずいぶん昔のことのように思われますが、実は養殖によって大量生産が可能に
なったのは今から40年ほど前です。理由は、海苔の成長過程がよくわかっていなかったからなんだとか。

春になりあたたかくなると、海苔は海の中で一番目の(海苔は成長の過程で3種類の種を作ります)タネ(果胞子か
ほうし)を作って枯れてしまう。このタネ:果胞子は海の中を流れて貝殻にくっつくと、枝を伸ばして貝殻の中へ
もぐっていく。

春から夏まで、貝殻の中で糸のような枝(糸状体しじょうたい)を伸ばしながら成長し、秋が近づくと糸状体の
先に2番目のタネ(殻胞子かくほうし・・・貝殻の中にあるから)を作る。

その殻胞子は、秋になって水温が低くなると、貝殻からいっせいに飛び出し、海水面近くにある石や岩にひっついて
発芽し、成長をはじめます。秋から冬にかけてどんどん成長して大きな葉っぱのようになる。これを葉状体(よう
じょうたい)といい、まあわれわれが食べている海苔のことです。

海苔は伸び始めるときに葉状体のさきの一部を切り離します。切り離した細胞のひとつひとつが3番目のタネ(単胞
子たんほうし)となって、この単胞子がそれぞれ最初の葉状体のすぐ近くについて成長し、同じ仲間をたくさん増や
す。

こうして寒い冬のあいだ、海苔は伸びつづけ、また春になると1番目のタネ:果胞子をつくり、つまり子孫を残して
一生を終えます。

現在の海苔の生産は、こうして海苔が成長する仕組みをなぞって行われています。タネを網に付けて海に浸して
生育させるのですが、11月中に3回くらい摘み採るのが秋芽網、12月に入って冷凍していた網に貼り替えてから
摘むのを冷凍網(5〜7回)といいます。

お茶と同じで海苔は摘んでも新しく伸びてきますが、回数を重ねるほど、硬く太くなっていきます。それで途中で
網を貼り替えるわけです。秋芽も冷凍も初回のものほどやわらかくあまいけど、柔らかさは秋芽が優り、コクのある
味わいは冷凍の方が上といわれます。

「完熟海苔」は、冷凍の一番網なので味がのって、甘くておいしいです。お子さんが食べると海苔のおいしさに目覚
めるみたいで、他の海苔に変えると文句を言われるそうです。
販売価格
432円(内税)
購入数

この商品を購入した人は、こんな商品も購入しています