鹿児島茶「まどか」の開発小話

日本茶 -

鹿児島茶「まどか」の開発小話

特に若い女性の評価が高い鹿児島茶「まどか」

創業時から当店の看板商材である日本茶で、鹿児島茶の高級茶の商品をお客さまに届けたいと思い、「まどか」を開発しました。

きっかけはスタッフがいただいたお客さまの声です。「静岡と宇治は、100g1260円のお茶があるのに、どうして鹿児島茶にはないの?」

これまでも私どもの店では、主力の静岡茶のほかに宇治と鹿児島のお茶もあつかってきました。セレクトショップとして、日本三大緑茶産地のお茶を当店一か所で味わっていただきたいという思いから、紅茶や中国茶も加えて比較的バラエティに富んだ茶商品のラインナップをそろえたいからです。

上記のお客さまのお声をいただき、その価値に気づかせていただきました。こういった経緯で、100g1050円で販売している「ゆたか翠」に比べて上級茶をご用意しました。

試飲したとき、素直でおだやかで角のない丸い味わいから、円と書いて「まどか」と読む名前が、この緑茶の特長を表現するのによいと直感的に思いました。

辞書で「まどか:円か」と引くと「まあるいようす。?やすらかでおだやかなようす。」とありました。まさに試飲時の味わいを表現するのにぴったりでした。

そのほかにも候補はありましたが、結局わかりやすさを考えて、ひらがなの「まどか」に落ち着きました。当店では、できる限りリアル店舗にご来店いただいたお客さまにお茶を一杯お出ししており、ありがたいことにその際に「まどか」を試飲されたお客様の半数近くにお買い上げ頂いております。

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主に販売する商品を見つけてくるのは社長ですが、スタッフがプライベートで見つけたものを社内で試食して販売したり、ケースは少ないですがお客さまから「このお菓子おいしいから、高木園でも仕入れて販売してよ」などということもあります。

ありがたいことに、お客さまも含めた高木園のエコシステム全体で、高木園をよりよいセレクトショップへと進化できています。このような人のつながりを大切にしていきたいと思います。