堂島ブレックファスト 缶入り

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安心してがぶがぶ飲める紅茶をおいしい日常茶として提供したい

・品種・・アッサム
・産地・・インドアッサム地方、ニルギリ地方
・特徴・・安心してがぶがぶ飲める紅茶をおいしい日常茶として提供したいというムジカティのポリシーが結晶化された定番茶葉

・風味
 甘味★★☆☆☆
 渋味★★★☆☆
 コク★★★★★
 香り★★☆☆☆

・淹れ方・・最初ストレートで楽しむなら、温めたポットに茶葉を入れ熱湯を注いで2分くらいで、ティスプーンで軽くかき回して濃さを平均にしてから楽しむ。そのまま茶葉とお湯が入ったままのポットを放っておいて、十分濃くなってからミルクティーに。


お父さんが音楽喫茶を営み、ハイカラな家庭に育った、のちに堂島ムジカを営む堀江少年がお茶を買ってきてとお使いにやられたのは、リプトンの青缶が切れたからだという。

その頃の味覚の記憶が、少年をミスターTea=紅茶人間に育てあげました。

音楽喫茶の名前はそのままに、堂島ムジカ(MUSICA)として紅茶の小売り・卸しそして喫茶を営む店舗として継承し、日本に紅茶を普及させることにだれよりも貢献してきたひとです。

堀江さんの一番の願いは、紅茶を日常茶にしたい、というものでした。

世界でTEAといったら紅茶をさします。緑茶もウーロン茶も紅茶ももともとは同じ木ですが、生産量から言うと紅茶が80%、緑茶が15%、ウーロン茶が残りの5%です。

なのに、日本ではたぶんウーロン茶よりも飲まれていない。

蒸して酸化を止めるお茶の加工の仕方が宇治で発明され(永谷宗円さん)、香りよりも味を優先させたお茶造りは日本人の嗜好に合うものでした。

加えて世界に冠たる水のおいしさが緑茶のうまさを倍加したのでしょう。そういうわけで緑茶が普及したのはわかるんだけど、もっと紅茶が飲まれていいはずです。

どうしてそんなことになったのかというと、宣伝もよくなかった。紅茶というと、オシャレでハイカラでちょっと気取って飲む飲み物。

そんなイメージが高級ギフトとして広まったという経緯があります。ヨーロッパの紅茶ブランドが百貨店を中心に登場したからそんな戦略を商社が採用したのでしょう。

本来日常茶であるはずの紅茶が、そうでなくなってしまった。これをなんとか身近なものに取り戻したい。それが堀江さんのテーマでした。

高級品になっているものを日常に普及させるときのポイントは何かといったら、それは値段です。

紅茶に限らない話でしょうが、だれもがお財布の心配をしないで食べたり飲んだり着たりするものこそが、広く普及します。

世界の4大消費国(紅茶の)といわれるアイルランド、イギリス、ニュージーランドなどでは、どこでも100g300円くらいで十分おいしい紅茶が買えるそうです。

そんなわけで堀江さんが一番力を入れて販売してきたのがインド紅茶のブレンド「堂島ブレックファスト」です。

保存缶を兼ねる缶入りは226g、詰め替え用の袋入りは350gどちらも1296円です。濃厚だけど渋みはきつくなく、ミルクティにするととてもおいしいです。当店でも大人気の一品です。